先日XAMPPとBitnamiでローカル環境にWordPressを設置したのですが、この方法では日本語版が選択できなかったため英語版をインストールしました。別の方法で日本語版を改めてインストールしてもいいのですが、せっかくなのでインストール済みのWordPressを日本語化してみました。
言語ファイルの追加
日本語の言語ファイルを追加します。まずはwp-contentディレクトリ以下に、言語ファイルを格納しておくためのlanguagesディレクトリを作成します。
次にWordPress 日本語ローカルサイトからWordPress 日本語版をダウンロードして解凍、下記のフォルダとファイルを先ほど作成したlanguagesフォルダに設置します。
- plugins
- themes
- admin-ja.mo
- admin-ja.po
- admin-network-ja.mo
- admin-network-ja.po
- continents-cities-ja.mo
- continents-cities-ja.po
- ja.mo
- ja.po
WordPressの言語設定を変更する
WordPressファイル内にある「wp-config.php」というファイルで設定されている言語を変更します。XAMPPにWordPressを設置した方はxampp→apps→wordpress→htdocs内にあります。
73行目あたりに下記の記述があるので
/** * WordPress Localized Language, defaults to English. * * Change this to localize WordPress. A corresponding MO file for the chosen * language must be installed to wp-content/languages. For example, install * de_DE.mo to wp-content/languages and set WPLANG to 'de_DE' to enable German * language support. */ define('WPLANG', '');
上記9行目の空になっている部分にjaと記入します。
define('WPLANG', 'ja');
WP Multibyte Patchの適用
ここまでで管理画面、トップページは下記のように日本語化されました。
デフォルトの記事が英語で書かれていいるためトップページはわかりづらいですが、ちゃんと日本語化されています。
WordPress日本語版にデフォルトで入っているプラグイン、マルチバイトバッチも有効化しておいたほうがいいでしょう。プラグイン→新規追加で「WP Multibyte Patch」を検索。インストールして有効化するだけでOKです。