【ChatGPT】カスタム指示機能の使い方

ChatGPTの新機能、カスタム指示(カスタムインストラクション)の概要と使い方についての解説記事です。有料版のみのベータ機能として提供されていましたが、2023年8月9日より正式機能として無料ユーザーでも使用可能になりました。

目次

ChatGPTのカスタム指示(カスタムインストラクション)とは

カスタム指示(カスタムインストラクション)は、ChatGPTと会話する際にあらかじめ前提情報や回答の仕方を設定しておける機能です。

ChatGPTは優秀なAIチャットツールですが、望んだ回答を引き出すには質問内容やそれに関わる前提条件、どのような回答を求めているのかを逐次正確に指示する必要がありました。

この前提情報の有無が、我々が知り合いや職場の仲間とチャットする時とChatGPTとチャットする時の大きな違いでした。

特にChatGPTは1日に何度か、それまでのやり取りを完全に忘れてしまうため、改めて前提情報やそれまでの過程を伝えなおす必要がありました。

カスタム指示機能を使えばこうした前提情報をあらかじめ受け取ったうえで回答してくれたり、それまでの過程を保存しておくことができるようになったわけです。

カスタム指示(カスタムインストラクション)の設定方法

実際にカスタム指示(カスタムインストラクション)を使って前提情報を設定してみましょう。

ChatGPTにログインし、左下のアカウント名の横にある「…」をクリックします。

左下のアカウント名の横にある「…」をクリック

「カスタム指示」をクリック。

カスタム指示の設定画面

これがカスタム指示の設定画面です。

上段にはChatGPTにあらかじめ伝えておきたい前提情報。

下段にはChatGPTにどのように回答してほしいのかを設定することができます。

カスタム指示(カスタムインストラクション)の活用例

実際にカスタム指示機能を使ってみましょう。

日本語で回答して

まずはじめに思いついたのがコレ。

ChatGPTは、例えば次のようにエラーコードなどの英文をそのまま打ち込んだ場合、特に何も指示しなければ英語で回答してしまいます。

特に何も指示しなければ英語で回答してしまいます

しかしカスタム指示機能で「日本語で回答しなさい。」と設定しておけば

カスタム指示機能で「日本語で回答しなさい。」と設定

質問文が英文だったとしても日本語で回答してくれる

質問文が英文だったとしても、このように日本語で回答してくれます。

もちろん日本語だけでなく別言語や、プログラミング言語の種類を指定することも可能です。

ちなみにChatGPTがどのようなカスタム指示を受けて回答してくれたのかは上部の!マークにカーソルを合わせると表示されます。

ChatGPTがどのようなカスタム指示を受けて回答してくれたのかは上部の!マークにカーソルを合わせると表示される

回答のレベルを合わせる

次に、ユーザーが欲しい情報のレベルに合わせてもらうようカスタム指示機能で設定してみましょう。

例えば「空はどうして青いの?」と聞くと次の回答が得られました。

「空はどうして青いの?」と聞くと次の回答が得られました

この説明は子供には少し難しすぎるかもしれません。

カスタム指示機能で次のように設定して子供でもわかるよう話のレベルを合わせてみましょう。

スタム指示機能で次のように設定して子供でもわかるよう話のレベルを合わせる

この説明なら子供でもわかりやすい

この説明なら子供でもわかりやすいです。

話し方も敬語ではなくなり、子供にもわかりやすく回答してくれているのがわかります。

経験やスキルセットを考慮してもらう

最後にもう少し実用的な例を考えてみましょう。

ChatGPTを仕事で使うことを想定して、前提情報として自分の経験やスキルセットを与えておき、それを考慮して回答してもらいます。

前提情報として自分の経験やスキルセットを与えておき、それを考慮して回答してもらいます

カスタム指示で伝えた経験とスキルセットに応じた回答を得られました

ちゃんとカスタム指示で伝えた経験とスキルセットに応じた回答を得られました。

より詳細な指示を与えておけばもっと細かく回答の方向性を絞れそうですね。

所感

処理としては単純にカスタム指示の内容を保存しておき、プロンプトを投げる際その前後に指示内容をくっつけて投げているだけだと思います。

毎回同じ前提を伝えなくて良くなったのは便利ですね。前提と回答方法で1500文字ずつという制限はありますが、よほど詳細な指示でなければ事足りるでしょう。(1500字を超えるほど詳細な指示は使いまわすようなものでもないでしょうし)

あとはChatGPTをメンターとして何日もかかる制作実験をする場合にも便利そうです。

前回までの内容をカスタム指示に端的に伝えておけば、疑似的に前回の続きからの回答をもらうこともできそうです。

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