同人ゲームによくあるコントロールキーを押しっぱなしにすることで会話をスキップ(早送り)するメッセージスキップ機能を、RPGツクールMVで実装するためのプラグイン UTA_MessageSkip.js をご紹介します。
メッセージスキップ機能はADV(アドベンチャー)ゲームや、周回プレイを前提としたRPGゲームなどで特に便利に機能で、一度読んだシーンや早く先に進みたい時にプレイヤーが会話文をスキップ(早送り)することができる機能です。
また、制作者視点ではイベントシステムなどのデバッグを行う際の時間短縮にも使えます。
なお、選択肢の表示の際は自己防止のため自動的にスキップが停止してくれます。
ダウンロード・インストール
プラグインは制作者のうたかたの夢跡様のホームページからダウンロードできます。
メッセージスキップ|RPGツクールMV用プラグイン|うたかたの夢跡
ファイルをダウンロードしたらプラグインを利用したいプロジェクト→ js → pluginsフォルダに設置します。これでインストール完了です。
プラグインの有効化
制作画面からツール → プラグイン管理を開き、UTA_MessageSkipの『状態』を「ON」にします。
『パラメータ』の項目でメッセージスキップに使うキーとデバッグ用のトレースのON/OFFが設定できます。
初期設定ではメッセージスキップに使用するキーはcontrol(コントロール)キーとなっています。キーボードでは「Ctrl」と表記されていることが多いです。
メッセージスキップに使われる定番キーなので基本的に変更する必要はなさそうですが、コントロールキーを他の機能に割り当てている場合は任意のキーに変更しましょう。
イベントで動作させるような機能ではないため導入はこれだけでOKです。
使用に際してはチュートリアルイベントなどでスキップ機能を説明しておくと親切です。