ダンジョン探索のあるゲームなどで使われる、ろうそくやたいまつ、懐中電灯、アルコールランプなどのアイテムを使うことで『暗闇の中プレイヤーの周囲だけが明るくなる』イベントの作り方です。
灯りイベントを作る
まずはプレイヤーキャラの周囲を明るくするイベントを作成しましょう。
とりあえずはどのマップでも使えるようにコモンイベントで作成します。特定のマップでのみ使えるようにしたい場合は、そのマップに出入りする際にスイッチをON/OFFするなどしておいて、イベントコマンド『条件分岐』で制御しましょう。
どうやってプレイヤーキャラの周囲だけ明るくするかですが、真ん中を◯型にくり抜いたpng画像を用意して表示した上で、イベントコマンド『画面の色調変更』で画面を明るくします。
下記の画像でよければご自由にお使いください。
灯りアイテムを作る
次にアイテムを作成します。『使用効果』を先ほどのコモンイベントにしておけばOKです。
あとはゲーム内容に合わせてアイテムタイプや消耗する/しない、使用可能時を設定しましょう。
キャラが端に行っても灯り窓がついてこないようにする
これでプレイヤーキャラの周囲を明るくすること自体はできましたが、1つ大きな問題があります。プレイヤーキャラがマップの端に行くと灯りがついて来ません。
これは画像を画面に合わせて表示しているからで、マップの端の方へ行くと表示されているマップが動かないままプレイヤーキャラだけが動いてしまうためです。
解決法は簡単で、マップの端の方へ行けなくしてしまいましょう。
具体的にはマップの大きさを変更して、上下左右に余分なスペースを入れてしまえばOKです。
すでに制作済みのマップを改造する場合、イベントの設置位置などのずれに注意しましょう。
これで見かけ上はプレイヤーキャラがマップの端の方へ行っても灯りがついて来てくれるようになりました。
あとは制作するゲームに合わせて、特定のダンジョンでのみ使用できるようにしたり、使用回数に制限を設けたり、灯りに時間制限を設けたりなど工夫次第で応用が可能です。