多少パソコンに詳しくなると、Microsof Officeを入れるかどうかでパソコンにかかる金額がずいぶん変わってくることがわかります。オープンソースで提供されている「Apache OpenOffice」なら無料で使えて、しかもMicrosoft Officeとの互換性も備えられています。
Apache OpenOfficeのダウンロード・インストールについてはApache OpenOfficeのダウンロードからインストールまでをご参照ください。
Apache OpenOfficeに入っているソフト
文書ドキュメント
ワープロソフト SWriter はMicrosoft Officeでいう「Word」に相当するソフトです。バージョン3.0以降はMicrosoft Office 2007やMac OS X向けMicrosoft Office 2008で作成した.docxファイルとの互換性も確保されました。
編集画面もかなりMicrosoft Wordと近いものになっており、以降する際の違和感も少ないでしょう。
図形描画
SDraw はグラフィックスと図面とを扱うためのツールです。フローチャート、組織図、ネットワーク設計図を作成したり、画像に照明効果、透過、遠近法などを使用してリアルなイメージを作ることができます。
編集画面はこのようになっています。
表計算ドキュメント
SCalc はMicrosoft Officeでいう「Excel」に相当する表計算ソフトです。
こちらもMicrosoft Excelに近いユーザーインターフェースとなっており、今までMicrosoft Excelを使用していた方でもそれほど違和感なく操作することができるでしょう。ただし、こちらは「Excel 2007」で標準的に用いられる.xlsxファイルを読み込むことはできますが、保存することはできない(保存する際は別の拡張子に変更することになる)ため完全な互換性は確保されていません。
データベース
SBaseではデータベースの作成、編集などを行うことができます。
プレゼンテーション
SImpressはプレゼンテーションを作成するためのツールです。Microsoft Officeでいう「PowerPoint」に相当します。Microsoft PowerPointのファイルを読み込んだり、作成したファイルをMicrosoft PowerPointのフォーマットで保存することができるなど、互換性が確保されています。
クリックするとウィザードが起動するので設定を選び「作成」をクリックします。
作成画面がこちら。こちらもPowerPointに近い作りとなっているので馴染みやすいのではないでしょうか。
数式
文書に数式や方程式を加えるためのソフトです。SWriterやClac、Impressなどの中でも数式を扱うことができます。
編集画面はこのようになっています。