AviUtlで出力した動画が途切れる時の対処法

AviUtlで出力した動画が途切れる時の対処法

AviUtlで出力した動画が最初の1秒で途切れる、途中で終わってしまうなどして上手く出力できないというコメントが散見されたため、最も多そうな原因とその解決法を記事にしてみました。これが原因であれば解決は簡単です。

原因

AviUtlには指定した範囲だけを動画として出力することができる機能が備わっています。

しかしこのボタンが非常に紛らわしいため、意図せず動画の出力範囲を指定してしまい、動画が一部分しか出力されないというのが、動画が途切れてしまう原因の多くを占めるのではないかと思います。

aviutl_mp4encod5

上記の画像下部の青いバーが動画の出力指定範囲です。通常は全て青色になっており、画像のように白色になっている部分があればその部分は出力されません。

この出力範囲を指定するボタンが画像右下の矢印ボタンです。一見すると動画の最初や最後にツマミを移動させるボタンに思えてしまいますが、誤ってこのボタンを押してしまうと動画の出力範囲が指定されてしまいます。

しかも厄介なことにこのボタンはAviUtl本体での編集だけでなく、拡張編集プラグイン上で編集していても機能します。

対処法

最初からこのボタンを押さなければ問題ありません。誤って押してしまった場合も範囲指定を解除すれば動画は途切れることなく全部分出力されます。

pause_movie_aviutl

範囲指定を解除するにはAviUtlのメインウィンドウ上で右クリック → 「範囲選択の削除」をクリックします。

当然ながら本来は「指定した範囲だけを動画として出力することができる」という便利な機能です。編集した動画の前部分や後ろ部分を出力したくない場合にその部分をカットするというのがこの機能の本来の使い方です。

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